【レストランでは消費税が18%!?】インドの複雑な税金の説明_外食編


レストランに行くと、頼んだ価格よりも2-30%ほど税金で上乗せされて、びっくりした事はありませんか?
レシートにいくつも記載されてる税金。その内訳をご説明しよう。

こちらはデリーのとある日本食レストランのレシートです。
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①VAT(州税)

Value add taxという付加価値税。日本の消費税のようなもので、モノにかかります。
こちらは州税なので、州によって割合が代わり、デリーでは12.5%、グルガオンでは13.13%です。(2016年3月現在)

②Service Tax(国税)

こちらも消費税のようなものですが、サービスに対してかかります。5.8%

③Swatchh Bharat Cess(国税)

モディー政権が掲げるクリーンインディアに対する税金。 0.5%
上記のレストランでは記載されてませんでしたが、スタバではきちんと取られてました。


④Laxuary Tax (州税)

贅沢税です。州によって指定の施設や割合が変わりますが、Luxuaryだと判断されたホテル等にかかります。ラジャスタン州では8%でした。

①~③を合計するだけでも18.8%~19.43%も税金がかかることになります。

添付のレシートのお店でも、注文した金額は600ルピーなのに、サービスチャージの10%も含めると、お支払いは755ルピーと、なんと25.8%も上がっているのが分かります。

さらに、2016年6月から新たに農民に対する寄付のような税金(0.5%国税)もかかるようです。

レストランでは、頼んだ金額から20%はアップすることを考えて注文しましょう。
一方、日本はまだ消費税が8%と、とても税金が安い国なんですね〜。

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2 コメントあります

  1. いつも記事を楽しく読んでいます。応援しています。

    • ありがとうございます!!このようなコメント頂けてとても嬉しいです。これからも楽しんでもらえるよう頑張ります(^^)Yuriko

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