奥様に怒られないインドの家/物件探しのコツ@デリー
グルガオンでは高層マンションに住むことが多いと聞きますが、デリーはアパートメントが基本。旦那さん一人での家探しは難しいことが多いことでしょう。内見ポイントをまとめましたので、奥様とご相談しながらぜひお探しください。
画像出典:http://rentechdesign.blogspot.in/2012/01/blog-post_26.html
新築 or 築2〜3年!?
どちらが絶対に良いということではないですが、しっかりとした工事がされないインドでは、新築物件の方が住んでから問題発生(水漏れ、エアコンが効かない等)が多いと聞いたことがあります。前に住んでいる方がいるとある程度修理してくれている場合も多いので、新しすぎず古すぎない物件を探す日本人が多いようです。
とはいえ、新築の窓サッシはオススメ!
新築物件の窓のサッシは、日本のサッシのようにプラスチックでできていて隙間風がないとのことです。
古いタイプの物件の窓サッシは木でできており、しかも家の作りが甘く隙間があることもあるので、内見の際には注意が必要です!デリーの冬は寒いので、なるべく隙間風は避けたいものです。すでに契約した物件の窓が木の場合は、日本から「隙間テープ」を持ってきましょう!インドの大気汚染を甘く見てはいけません!
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最上階は、暑い!
日当たりを優先したい気持ちはわかるものの、ここはインド。夏(5~7月)は45度を超える暑さになる為、最上階はかなり暑くなるということを認識しておきましょう。ただ、短い冬の間(12~2月)は日差しが入るのでそこまで底冷えせずに暖かいです。
下の階は、蚊に注意!?
南国インドなので、デング熱やチキングニアなど蚊を媒介するウィルスに感染しやすいです。特に雨季シーズン(8-10月)は、蚊が大量発生しますので、ドアの開け閉めの際に家の中に蚊が入ってきやすいんだとか。階数が上の方が虫が発生しづらく、あまり蚊や蟻に出会ったことがないと聞いたこともあります。
湯船アリ?ナシ?ギザの容量をチェック
インドでは湯船につかることがなかなかできません。とはいえ、物件によってはバスタブがついていたり、リフォーム代を払えばバスタブを取り付けてくれたりと、柔軟に応じてくれます。(クオリティの保証はないですが笑)
ただ、ここで注意しなくてはいけないのは、ギザ(お湯を沸かす機械)の容量です。ギザの容量が50Lしかないのに湯船をつけてしまうと「バスタブにお湯をためただけで、お湯がなくなってしまう」ということが発生しますので、冬場は特に要注意!
予備電源の有無
停電が多いインドでは、「予備電源があるかどうか」「電源を100%カバーしているか」の確認が必要です。予備電源はあるとオーナーに言われたとしても、一向に発電機が作動しなかったり、冷蔵庫やクーラーなどの重要な電源もしばらく切れてしまう家だと、困ることが多い様です。
サーバントルームの有無
サーバント=お手伝いさんのことです。ご自身が雇うつもりのメイドさんが家を必要としている場合、サーバントルームがあるかどうかが重要になってきます。どなたかの家とメイドさんをシェアしている場合は、すでにシェアしている家のサーバントルームを借りていることが多いので特に心配する必要はありません。メイドさん自身、自分で家を持っている場合もあるので、雇う予定のメイドさんの住居環境を聞いておきましょう。
マーケット・学校に近いエリアか?
会社に近いという観点だけではなく、奥様がいらっしゃる場合は近くに買い物しやしマーケットがあるか、お子様がいらっしゃる場合はお子様の通学先などを配慮しながらエリアを絞るのも手です。特にお子様がいらっしゃる場合、奥様が日中送り迎えをすることになるので、その点を配慮するだけでも感謝されること間違いなし!です。
面白い、インドの階数表示
インドの物件はほとんど1階がパーキングになっていることが多く、その場合、2階をグランドフロアと呼びます。その為、私たちが住む階数と呼び方(階数表示)が異なるので注意が必要です。下記表示と少し違う場合もあります。
1階:パーキング(表示:P)
2階:グランドフロア(表示:G)
3階:ファーストフロア(表示:1)
4階:セカンドフロア(表示:2)
5階:サードフロア(表示:3)
下記参考記事もどうぞ!
◯【インド駐在員必読】インド独特の単語まとめ
◯インド駐在が決まったら持ってくると良いもの〜おすすめ家電編〜
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