外遊びに困ったらナショナルブックトラストへ @バサントクンジ
お久しぶりです、Ruiです。
ディワリ明け以降徐々に空気は良くなってくると思いきや、春先のこの時期は、パンジャブ州の焼き畑が行われてまた空気が悪くなることがある時期だと耳にしました。
今回は、大気汚染がひどかったり、これから気温が上がって外遊びが難しいときにふらりと足を運べるデリーの出版社、ナショナルブックトラスト(National Book Trust)の紹介をしてみようと思います。
インドの出版社National Book Trustとは?
我が家の末っ子が通うプレイスクールの校長先生、スダ先生については、ヒンディー語のサポートを頂いていることですでに皆様にご紹介済みですが、実はスダ先生、児童文学の作家さんでもあるのです。すごい!
スダ先生の本
スクールのイベントのときには必ずと言っていいほどこの出版社が出店していて、一冊一冊も実にお手頃価格。ずっと探していたのになかなか手に入らなかったヒンディー → 英語の辞書もここから買いました。(簡易版ではあるけれど)
スダ先生曰く、とても良い出版社で、会社に行くと世界中の本を見られるし、もちろん本の購入もできるし、図書館も併設されているのだとか。
これはもう行ってみるしかない!ということで、お話を聞いた翌日に本好きの息子を連れて行っていることにしました!
ナショナル・トラストが運営するブックストア
ナショナルブックトラストの場所は、バサントクンジのアンビエンスモールの裏辺り。新しくできたブルートーカイのすぐ近くなので、お茶をしがてら寄ってみるのも良いかもしれません。
エントランスはこんな感じ。
「本」という単語に、「キターブ」ではなく「プシュタク」というピュアヒンディーが使われていますね。
まずはブックストアに入ると、どわーっと一面本の世界が広がっています。
この雑然とした出版社っぽい感じがまたたまりません。
英語、ヒンディー語のみならず、ウルドゥー語、ベンガル語など、インド国内の様々な言語ごとにセクションが分かれていて、子供向けの絵本から、実用書、小説、サイエンスのテキストなど、実にいろいろな本が置かれています。
もちろんインドに関する本も沢山。
日本の本もいくつか置かれていました。
英語とヒンディー語のもったいないばあさん。
グジャラート語のトットちゃん。
椅子もところどころにあって、じっくり座って読んだりもできちゃいます。店員さん?らしきお兄さんも、本の整理ばかりしていてほとんど無関心なので、どんなに長居しても誰にも何も文句を言われません。
私は結局もったいないばあさんを買いましたが、1冊90ルピーでした。(表示価格より10ルピー安かった)他の書籍もどれもお得な価格設定で、子供の絵本は100ルピー前後のものが多かった印象ですよ。
日本語の図書も借りれるチルドレンズライブラリー
廊下の奥を曲がったところには、子供向けの図書館もありました。
こちらももちろん、英語の本、ヒンディー語の本、ウルドゥー語の本、グジャラート語の本、などど言語ことに分かれて充実しています。
そしてなんと、貴重な日本語の本も沢山置いてありました!
せっかくなので登録して借りてみようと思ったのですが、司書の方が席を外していて、待てども待てども帰ってこなかったので諦めました…涙
図書館で勉強していたお姉さんによると、登録用紙に必要事項を記入して出せばいいのだとか。
次回はぜひトライしてみよう。
ジャパンファウンデーションの図書館も大好きですが、様々な言語に触れられるのが楽しいナショナルブックトラスト。
オンラインショップもあるようですが、寒さや大気汚染でなかなか外で遊べない時などに遊びに行ってみるのはいかがでしょう?
NATIONAL BOOK TRUST
Nehru Bhawan, 5 Institutional Area,
Phase-II Vasant Kunj, New Delhi 110070
Phone: +91-11-26707700
Email: office.nbt@nic.in
Web: https://www.nbtindia.gov.in/
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