【第2回ワークショップ@インド】自己分析・他己分析をしてみた!
第2回目のワークショップを8月12日に開催しました。新しいメンバーの方をお迎えし、ほっこりと落ち着くステキな空間es bread studioで、美味しいコーヒーや紅茶を飲みながらワイワイと和やかに進みました!
前回のワークショップの感想
前回に引き続き、まずはじめにそれぞれの自己紹介をしていただきました。前回のワークショップをキッカケに新たなステップに進めたという方、前回はモヤモヤがなかったけれど、ここに来て新たなモヤモヤを感じているという方がいたり、新たなメンバーの方々もそれぞれに個性と様々なバックグラウンドや経験がおありで、そして、また同じようにモヤモヤを抱えていらっしゃいました。
参加者の一人の方がおっしゃっていたのが「自分を卑下しても何もいいことはない、特にこの国では。」おっしゃる通りですね。まさに、今回のテーマは、自分の内側をもっと見つめて、自分のいいところ、可能性を知って、自己肯定をする練習が目的です。
自己分析・他己分析を通して自分を知る
早速、そのための自己分析・他己分析をグループワークで実施しました。今回このプログラム作成にご協力くださったのは第一回目参加者メンバーのお一人で、すでに一年前からモヤモヤ解決のために自己分析やコーチングにトライされていた方。参加者の方とともにワークショップを作り上げていきたいというコンセプトで始めましたので、皆さまのお力を借りながら、第二回が開催できたことも大きな第一歩です!
グループワークでは、いくつかの質問について回答する形式で自己紹介をしていきます。
「自分が楽しいと思える時は?」「ワクワクを感じる時は?」「ホッとできる時は?」「好きなことはなに?」など1名ずつグループ内でシェアいただきました。これだけで結構盛り上がってしまいあっという間に30分経過。その後、一人一人にフォーカスして「Aさんってどんな人だろう?」という形で他己分析を開始しました。個人的には自己分析も他己分析も就職活動以来…つまり20年以上振り?で、正直うまくできるかは不安でしたが、そんな心配をよそに、グループワークでは皆さんの魅力が存分に伝わってきましたし、心の内を素直に垣間見せてくださり、たくさんの言葉が行き交う空間になりました。
1グループ4名構成だったのですが、たまたまインドという土地で、このワークショップで会っただけという理由で自分について語るというシチュエーションが、特異で刺激的であり、新たな自分への気づきを生み出す最高の環境だったかもしれません。
ボイスレコーダーで記録!1分間スピーチ
他己分析が終わったのちに、ここまでの他己分析と自己分析を基に1分間スピーチを個々でまとめ、順々に発表しました。これも前回の参加者の方からいただいたアイディアで、「自分の魅力をひたすら語る1分間スピーチ」です。日本人同士ではなかなかない機会ですよね。自分ではそう思っていなくても、他己分析で言ってもらった言葉を素直に受け止め、スピーチにまとめるのですが、これが結構難しかったです。こういう作文って小学生以来だったかもしれません。新鮮でした。
1分間スピーチでは、それぞれの個性が思いっきり出ていてこれも面白さのひとつでした。自分では気づいていなかった新しい自分、ネガティブだと受け止めていた個性をポジティブに言ってもらえたことが嬉しかった。自分の個性を受け入れてもらえること、認めてもらえることってしみじみ嬉しいなあと感じた。などなど嬉しいコメントもいただきました。
1分間スピーチは、ボイスレコーダーで記録して録音し、参加者限りでシェアをしました。自分の話している様子ってなかなか聞く機会ってなかなかないので、自分をちょっと外側から知れたり、はたまた数ヶ月後に聞いて、過去の自分を振り返ったり、日本に帰国した頃にこのスピーチを聞いてわたし頑張ってたなーなんて思い出して欲しくて試みました。が、実は自分のスピーチは聞くのが恐ろしすぎて聞けていません….。
ワークショップに参加した感想
最後にフィードバックタイムで、たくさんのコメントをいただきました!
「母でもなく、妻でもなく、自分を見つめる機会が久しぶりだった。」
「ポジティブな空気が流れていて最高!」
「モヤモヤを口に出していうとスッキリして良い!」
「インドに長年住んでいるけれどもこういうコミュニティはなかったので、また来たい。」
「人前で喋ったり表現することがここ数年なかったので良い刺激になっている。」
「このワークショップをキッカケにモヤモヤ期を折り返した(良いほうに!)」
「今までのインド生活では、限られた人としかコミュニケーションをとれていなかったので、全く知らないけど同じようにモヤモヤを抱えているという共通点で知らない方々とお話しし、色々な気づきがあった」
などなど。モヤモヤを前向きに消化していくという本ワークショップの目的が少しずつ実現できているかなと感じています。
次回は共感コミュニケーションにチャレンジ
次回は、本ワークショップのもうひとつのコンセプト「個の価値をシェアする」にチャレンジします。これは「誰もが必ず持っている、個の価値をこのワークショップというプラットフォームを使って共有していただき、私たち参加者も新たな気づきを得たい」という想いが基になっています。
そうなると、価値をシェアしていただく方を見つけなければいけないのですが、実は、今回自己分析のアイディアをくださった方が「共感コミュニケーション(NVC=Nonviolent Communication)」という分野の研究をされていて、すでにワークショップなどを開催されていることを知り!思い切ってお願いをいたしました。ご快諾、ありがとうございます!共感コミュニケーションとは、自分の中に気づかない心の声に共感してあげる、相手の深層心理にあるニーズを探りそこに共感する、ことを目的にしたコミュニケーション方法で米国では資格として取得する学問のようなもののようです。
最後に、事務局メンバーで、「ここは、いつでも誰もが自由に立ち寄って、安心を感じられる。そんな場所でありたいですね」と振り返りをしました。そんなビジョンを持って、このワークショップをもう少し続けていきたいと思っています。
第3回以降はあちゃなびでの新規募集はしない予定です。ただ、人数によっては新規メンバーを募集することもあると思います。興味がある方は、事務局(workshopindia20180707@gmail.com)または知り合いの参加者にお声掛けください。
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