インドのカバリオークションとは？実施方法と注意事項

帰国時に不要品を売るカバリオークションの現場に潜入取材してきました！ウワサには聞いていたものの、たくさんのインド人が真剣な顔で競り落としていくオークションは圧巻。当日のセッティング〜終了までの流れを一挙公開です。

まずは会場のセッティング

開始時間の２−３時間前から会場をセッティングします。気をつけなければいけないのは、商品となる品物が勝手にカスタマーに持って行かれないこと。身元が分からないインド人がたくさん入ってきてしまうので、入り口からの導線を考えた配置が必要です。

結果的に、リビング入ってすぐに大きなテーブルを設置し、奥に商品を陳列。商品側にはカスタマーが入れないよう塞ぎました。

準備が終われば、あとは開催時間を待つばかり。

いつも遅れるのが当たり前なインド人も、この日は事前に家の前で待機しており、時間になるとドヤドヤと中に入ってきます。基本土足なので、ご注意を。

机の前を陣取るインド人を前に、若干びびりました。

さぁオークションスタート！

こちらの業者のMunish（マニッシュ）さんが、声高々にオークションをスタートします。会場内は一気に緊迫した雰囲気に。

まずは、インド製空気清浄機。ヒンディー語で金額がどんどんつり上げられます。こちらはRs.5600で落札されました。

お次はこちらのゴルフセット。Rs.6500。

マットレス。マニッシュさんに指示されて、部下達が持ち上げたり、大忙し。少しでも高く売ろうと、頑張ってくれます。２つセットのキングサイズでRs.5600.

コーチのカバン。女性用のショルダー、斜めがけ、男性用のビジネスバッグをまとめて３つ。なんとRs.7600！どれもボロボロだったのにすごい高値。

意外(?)にも、このコーチに食いつくインド人も多く、中をしっかり確認。「どこで買ったんだ？」「5年前のロスだ(私)」「アウトレットじゃいのか？」という突っ込みまで入り、なかなかお目が高いようです。

この下の画像にある、PC周辺機器(キーボードやマウス、LAN等)はまとめてRs.2000になりました。

こちらは洋服段ボールまとめて一箱！中の物を紹介するマニッシュさんと、物色する方々。rs.600くらい。

緑茶など。賞味期限は不明です。特に質問もなし。

粉ミルクや子供のおもちゃなど。さらに空き瓶たくさん！Rs.500かな。

などなど、たくさんあった品物も２時間程度で全て完売。

終了後は会計

家主のご好意により、この日の売上げをバン！

自分たちが分かる用のメモ程度のものなので、価格は参考までに。

売上げは全部で10万ルピー程！にまでなりました。ここから10%を業者さんにお支払いします。

今回お願いしたのは、この道25年のベテラン！マニッシュさん

会場のセッティングやら集客やら何から何までこの方がやってくれました。少しでも高く売ろうとしてくれる点がとても頼もしく感じて、安心できたのでオススメです。

ポイント①売値は最終的には売主が設定できる！

最安落札価格を設定でき、これ以上から始めてというリクエストもできますし、決まった価格について必ず持ち主に「この価格でいい？」と確認してくれます。

一部、思ったより値がつかなかったものについては、「それなら売らない」と取り下げてもOKです！

その辺りのコミュニケーションが、とても丁寧で、オーナーの意向を大事にしてくれるような心使いを感じました。

ポイント②各国の大使館からのお墨付きの安心人物！

オークションが終わった後、少しお話を聞いたら、いろんな大使館からの証明書を多々もっていらしゃって、各国のお墨付きの方のようです。

一部の業者では、業者自らが商品を持って行くことがあるとかいうウワサも聞きましたが、この方そんなそぶりは一切なく、終止安心してお任せできたようです。

マニッシュさんへの連絡先・金額など

名前：Munish Pahwa
対応エリアは、デリー＆グルガオン、ニムラナ。
料金：Rs.3000(初回)＋売上げの10%
連絡先：+919810258658　+9810222422
メール:pahwamunish@yahoo.com

オフィスの移転の際のカバリオークションも受け付け可能！
車や大きなオフィス用品は、大画面のプロジェクターで実施するようです。