インドのスタートアップ最前線
2015年9月19日に、デリーにてWeekend VenturesのMeet Upに参加してきたのでその様子を簡単に共有しよう。場所はサケットにあるアマゾンのオフィス。この日は10チームの参加だった。オーディエンス、投資家も含めると5-60名ほど集まり、アマゾンの会議室は満席となった。ちなみにオーディエンスのチケットは1週間前で完売されていた。
各チームが、投資家に向けて5分程プレゼンする。それに対して投資家の質問タイム。これも5分ほど。時間はスタッフにより計られ、止められていた。この辺は、一般のスタートアップと同様だと思われる。
今回発表されたうち、既に公開されているサイトのみ、下記に紹介しよう。
1,http://jetsetclean.com/
24時間対応のクリーニングのデリバリーサービスだ。洗濯とアイロンがけまでは、次の日までのデリバリーを保証されており、洗濯&アイロンが、1Kgあたり75ルピー(150円程度)。一方で、デリーでは、住宅の近くに露店のアイロンがけ屋さんがあり、電話をすればすぐピックアップしにきてくれ、30分後には出来上がったものを持ってきてくれる。ワイシャツ1枚15ルピーだ。また3000ルピー程度でメイドさんを雇えるが、夫婦共働きの中間層などがターゲットだとすると、少し事情が違うのかもしれない。
2,http://planningwale.com/
ブライダルに関わる商材を現在いる位置から検索できるアプリ。会場、衣 装、招待状、、、など幅広い。アプリはキレイに見やすく作っているが、現在いる位置からの情報しか表示されないのが残念なところ。インドでは自分のホームタウ ンで結婚式を挙げることが通常なので、例えばデリーで働きながら自分のホームタウンの会場などが探せたら良いだろうに。。現在は、実際の写真が入っていな かったり、ブライダルには使えないような会場が掲載されていたりするが、9月にローンチしたばかりなので、これから改善されていくだろう。
3,http://ventureasy.com/
会社の登記や会計などの手続きを代行してくれるサービスだ。会社を始める際に必要な登記など手続きが、15,500ルピーというのは、業界的には安い。だが、これに含まれているGovernment Feesは、資本金の連動して高額になることもあり、15,500ルピーの範囲で実際どこまで対応してくれるのか、に不安が残る。
4,http://oriair.com/
空気清浄機のメーカー。スピーカーは、パナソニックやダイキンなど、大手のメーカーと比較しても優れいてる、と主張されていた。
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