【インドに来たら知っておこう】総合病院受診時の注意まとめ
デリー・グルガオン地区には、欧米でトレーニングを受けた優秀な医師もおり、先進国に劣らない医療設備が整った清潔な総合病院も多数ある。今回は、インドの総合病院の受診方法について、日本との違いをまとめてみた。
①医師は、病院に常駐していない
インドの医師は、複数の病院を行き来しているケースが多い。その為、担当医師が診察を受けたい日付に病院にいるかどうかの確認が、必須。緊急オペが入り、アポイントをドタキャンされることもあるが、総合病院であれば代わりの医師が診てくれる。初診では必ず担当医師の連絡先を尋ねよう。
②自分で、カルテを保管する
カルテを自分で保管し、診察のたびに医師に見せる必要がある。2回目以降の診察時にカルテが必須の為、忘れないように用意する。
③初診・入院時はパスポートを!
インドの総合病院では、初診のときにUIDを発行するためにパスポートが必要。また、入院するときは、パスパートとFRROが必須!パスポートを忘れて体調が悪いのに入院できず家に戻った・・・という方もいるようなので、ご注意を。
④支払いは、受診前・検査前に行う
インドでは、受診や検査前に支払いを行うことが一般的だ。例えば受診と検査を1回するには、下記のような段階を踏まなければならない。
受診の支払い→受診(血液検査を指示される)→検査の支払い→検査の予約→検査
⑤ナース/受付の仕事は、細分化されている
医師以外は海外留学などをしていない為、医師の指示を忠実に守っているのかを注意する必要がある。医師の指示は常にカルテに記入されているので、受診中にわからない部分は質問してクリアにしておこう。
⑥薬は、処方箋なしで購入可
薬の名前・摂取方法・数について、しっかりと医師に確認してから薬を購入することをお勧めする。なぜなら、インドでは処方箋なしで薬を購入することができるからだ。つまり、医師がカルテに薬品名だけを書いて指示していた場合、「ところで、この薬、何個必要なの?」と薬剤師に質問されてしまうことになる。
また、話は変わるがインドの薬は日本に比べて格安。処方箋なしで購入可能な為、サプリメントを大量購入してから帰国する人もいる。
⑦予防接種は、事前予約がお勧め
予防接種の在庫がないこともあるので事前に予約しておくとスムーズなことが多い。
以上
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