【知らないと損】インド国内の観光地入場料を安くする方法
デリーだけでなくインド国内には多くの世界遺産があるので、たくさん観光したい方も多いのではないでしょうか。その時に見落としがちなのが「インド在住者の特権(=FRRO)」です。有名観光地で「外国人料金」を払わされることなく、世界遺産を堪能しましょう!
有名観光地の「外国人料金」ってなあに?
「外国人料金」といってもいろいろありますが、ここでは「公営の観光地の入場料」に限定して考えてみましょう。たいていチケット売り場では、地元料金がわれわれには読めない現地文字で書かれ、そのそばに英語で「FOREIGNER US$***」などと書かれています。その価格差は数倍から数十倍!
タージ・マハルでは、外国人料金750ルピー(約1300円)に対し、インド人料金はたったの20ルピー(約35円)! 30倍以上ですよね。インドではたいていの国立観光施設に外国人料金が設定してあり、国立博物館では外国人料金がたいてい100~300ルピー(170~510円)。ちなみにインド人はたったの2ルピー(約3.5円)。
出典:こちら
インド国内の観光地には、FRROを持って行こう!
*インド在住者はチケット購入時にFRROを提示すれば、インド人価格で入場できますので、必ず持参しましょう。
FRROって?
FRROとは、インドの外国人登録(Foreigners Regional Registration Office)のことです。この外国人登録手続きが終わると、パスポートの情報が記載されている用紙を渡されます。
これを、インド人専用チケットカウンターで見せると、インド人価格のチケットを購入することができます。チケット売り場は、インド人と外国人では分けられているので、注意してください。
実際に安くなるのか試してみると・・・
ジョードプルの「メヘラーンガルフォート」の入場料が、本当にインド人価格(60Rs)になりました!安い!!!最初、間違えて外国人用チケット売り場に並んでしまっていたものの、FRROを見せると「インド人専用のチケット売り場で買うんだよ」と親切にもスタッフが教えてくれました。他にも、ウメイドパワンパレスでは外国人価格(100Rs)が20Rsに。
出典:http://guide.travel.co.jp/photo/11040/2/
ジャイプールのアンベール城(象のタクシーで有名ですね!)でも、FRROを見せると現地人価格でチケットが購入できました。シティパレスも同様、外国人価格(300Rs)が75Rsに!お得です!
ジャイプールの他の観光スポット(シティホールやジャンタルマンタルなど)いくつかの入場料がセットになった入場券もあり、他に行く予定であれば、こちらの方がお得です。また、外国人でもインドの納税者カード(PANカード)を持っていれば、これを見せることでインド人価格で購入することができました。
出典:こちら
カメラにもお金がかかるので注意。
インド国内の観光地では、カメラを観光地内で使う場合の料金もかかります。お金を払わずに撮影をしていると確認される場合もありますので、ご注意を。
カメラ料金・チケット料金の詳細を知りたい方はこんなサイトもあります。
おわりに・・・
せっかくなので、みなさんもインド滞在の特権をお使いくださいませ。
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